免許証だけでもお金は借りられる|本人確認が可能な書類や提出時の注意点

この記事の監修者
小林 恵
貸金業務取扱主任者、日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DC(企業年金)プランナー
みんなのモビット担当
関西学院大学社会学部卒。情報通信関連の会社に勤務の後、貸金業務取扱主任者資格を取得。セミナー講師や家計相談を中心に活躍中。近年ではオンライン家計相談も開催するなど、幅広いお客様のマネーに関する問題を解決している。
一般的に、金融機関の扱うカードローンでは本人確認書類として免許証のみでも、お金を借りることができます。ただし、もちろん借入金額が一定金額以下であることや免許証に不備がないことなどが条件です。いずれかの条件を満たせていない場合は、お金を借りることは難しくなります。
この記事では、免許証だけでお金を借りられるかどうか、また、その注意点について解説します。
コラムの目次
カードローンなら免許証だけでお金を借りられる可能性がある
金融機関が発行するカードローンなら、本人確認書類は免許証だけでお金を借りられる可能性があります。
前提として、お金を借りる際には本人確認書類が必要です。運転免許証は本人確認書類のひとつとして認められているため、不備がなければ問題なく利用することができます。
ちなみに、免許証以外の書類が必要な事例がありますので、後ほど解説します。
免許証だけで借りるなら消費者金融がおすすめ
お金を借りられる金融機関はたくさんありますが、免許証だけでお金を借りるなら消費者金融がおすすめです。
消費者金融は、原則として、申込条件に合致する方なら誰でも利用できるサービスを提供しています。各消費者金融の条件(対象年齢や安定した収入など)を満たしていれば、免許証1枚でお金を借りることが可能です。
SMBCモビットなら免許証だけで借入可能
SMBCモビットなら免許証だけで借入が可能です。注意事項を確認し、漏れがないようにしましょう。

SMBCモビットで借入する流れについて
SMBCモビットで免許証だけでお金を借りる手順は、以下のとおりです。
借入手順
- 1.WEBから申込
- 2.スマホで本人確認(免許証でOK)
- 3.契約手続き
まずは、WEB上より必要事項を記入の上、申込を完了させてください。その後、お手持ちのスマートフォンで本人確認書類(免許証)と申込者本人の顔を撮影していただきます。ここまでの手続きが完了次第、審査へ入ります。SMBCモビットでは、申込から最短15分で融資が可能です。

なお、審査にあたって原則勤務先への電話連絡はおこなわれません。そのため、「会社への連絡は避けたい」と考えている方も、ぜひSMBCモビットのご利用をご検討ください。
審査が終了次第、登録してあるメールアドレス宛に審査結果が届きます。審査に通過した場合は、メールに記載されてあるURLをタップし、記載内容に従って契約手続きを進めます。契約手続きまですべて完了次第、借入が可能になります。
ちなみに、SMBCモビットの借入方法は以下から選択できます。
借入方法
- 振込キャッシング
- スマホATM
- 提携ATM
振込キャッシングの場合、契約完了から最短3分で指定口座へ振込されます。スマホATMであれば、SMBCモビットのアプリをインストールの上、ローソンATMもしくはセブンATMで手続きをするとローンカードなしで借入ができます。
- 振込キャッシング
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「振込融資」とも呼ばれ、銀行口座への振込を依頼してカードレスでお金を借りる方法です。 WEB上や電話で依頼をするため、借入時に手間がかからない点が大きな特徴です。
提携ATMを利用する場合は、ローンカードの発行が必要です。カードは郵送もしくはローン契約機で発行できます。
【要注意】免許証だけでお金を借りるための条件
先にも述べた通り、消費者金融であれば免許証だけでお金を借りられる可能性がありますが、以下の条件を満たしていなければ借りられない可能性が高いので注意してください。
注意事項
- 借入金額が合計で50万円以下であること
- 他社と合算した借入金額が100万円以下であること
- 免許証に記載された住所と現住所が同じであること
- 免許証の有効期限が切れていないこと
- 自分自身の運転免許証であること
上記以外にも、借入先の借入条件を満たしていること、在籍確認や本人確認に対応できることも条件に含まれます。たとえば、「20歳以上で安定した収入があること」や「職場への在籍確認に対応できること」などが条件です。
- 電話確認なしの在籍確認時は必要書類が発生
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SMBCモビットやその他一部の消費者金融では、原則として電話による在籍確認をしないところがあります。しかし、電話による在籍確認がおこなわれない場合は、収入証明書類や健康保険証といった書類の準備が必要になります。
借入金額が合計で50万円以下であること
1社から50万円を超える借入を希望する場合、もしくは他社からの借入と合算して100万円を超える場合は、免許証の他に収入証明書類の提出が求められます。
これは、貸金業者による過度な貸付を防止し、利用者を守るために必要なルールです。上記の借入を検討している方は、免許証だけでは借りられないので注意してください。
- 総量規制
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消費者金融やクレジットカード会社などを対象に設けられている法制度の1つです。返済能力を超えた過剰な貸付から消費者を守るために、「年収の3分の1を超える貸付の原則禁止」を定めています。
他社と合算した借入金額が100万円以下であること
すでに他社で借入がある場合は、他社の借入と合算して100万円を超える場合は収入証明書が必要です。

上記の場合は、他社と合算して100万円を超えているため、別途収入証明書の提出が必要です。なお、収入証明書類と免許証の準備さえできていれば、年収の3分の1以内(総量規制)でお金を借りられる可能性があります。
免許証に記載された住所と現住所が同じであること
免許証に記載されている住所と現住所が異なる場合は、免許証のみでお金を借りることはできません。
借入をする際に運転免許証の提示を求められるのは、本人確認をするためです。万が一、記載されている住所と現住所が異なれば、本人確認ができないため、免許証のみでお金を借りるのは難しいでしょう。
免許証の住所と現住所が異なる場合の対処法
対処法
- 免許証の住所変更をする
- その他の本人確認書類を用意する
【免許証の住所変更をする】
運転免許証の住所変更をすると、本人確認書類として認められます。
住所変更は新しい住所を管轄する警察署あるいは運転免許更新センターにて、手続きができます。法律では免許証に変更が生じた場合は、速やかに変更手続きをするように定められているため、早めの手続きをしておきましょう。
【その他の本人確認書類を用意する】
今すぐにお金が必要な方は、免許証以外の本人確認書類を用意してください。一般的に認められる本人確認書類は以下のとおりです。
必要な本人確認書類
- 健康保険証(補助書類が必要な可能性あり)
- 在留カード・特別永住者証明書
- マイナンバーカード(※)
※マイナンバー通知カードは利用できません。顔写真入りのマイナンバーカードの準備が必要です。
免許証の有効期限が切れていないこと
有効期限が切れている運転免許証は、本人確認書類として認められません。
有効期限が切れている場合は、更新済みの運転免許証を用意していただくか、その他の本人確認書類を用意する必要があります。
自分自身の運転免許証であること
免許証だけでお金を借りられますが、ご自身の運転免許証であることが必須条件です。たとえば、家族や他人の運転免許証でお金を借りることはできません。他人の運転免許証を利用しようとしても、審査の過程で発覚する可能性が非常に高いです。
もし、何らかの理由でお金を借りられてしまった場合、詐欺罪等の犯罪行為に該当してしまう可能性もあるため注意してください。
よくある質問
Q. 免許証以外の本人確認書類でもお金を借りられますか?
A. 運転免許証以外でも本人確認書類として認められているものを用意できる場合は、お金を借りられます。
一般的に本人確認書類として認められる書類は以下のとおりです。
本人確認書類として認められる書類
- 運転経歴証明書
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- 在留カード・特別永住者証明書 など
上記本人確認書類の中でも、借入先の金融機関によって利用可否が異なる場合があります。事前に確認してください。
Q. 免許証はどのように提出すればいいですか?
A. 運転免許証は、スマートフォンや無人契約機にて提出をします。
もっとも簡易的な方法は、スマートフォンなどで運転免許証を撮影する方法です。そのままスマートフォン上で提出を済ませ、金融機関で確認が完了すると借入審査がおこなわれる仕組みです。
また、金融機関や申込者の状況によっては、店舗や無人契約機で本人確認書類の提出を求められるケースもあるでしょう。
Q.高額融資でも免許証だけで借りられますか?
A.借入金額に応じて収入証明書類の提出を求められる場合があります。
1社から50万円を超える借入、もしくは複数社から合計100万円を超える借入を希望する場合は、免許証(本人確認書類)の他に収入証明書類が必要です。
たとえば、他社借入がない状態でSMBCモビットから50万円超えの融資を希望する場合は、免許証の他に収入証明書類の提出が必要です。また、他社から61万円以上の借入があり、新たにSMBCモビットで40万円の借入を希望する場合も収入証明書類が必要になります。
ちなみに、収入証明書類は以下のようなものが該当します。
収入証明書類
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 確定申告書
- 納税証明書
給与所得者の場合、源泉徴収票や給与明細書を用意できれば高額融資の申込が可能です。万が一紛失してしまっている場合は、勤務先への再発行を依頼するか、その他の収入証明書類の提出が必要です。
納税証明書であれば市区町村役場での発行、もしくはマイナンバーカードを所有していればコンビニエンスストアで発行できます。
Q.免許証だけで借入する場合、来店は必要ですか?
A.来店の必要はありません。
免許証だけでお金を借りる場合、WEB上で完結するケースが大半です。SMBCモビットの場合は免許証の提示もスマートフォンからできるため、来店していただく必要はありません。
ただし、契約締結完了後にローンカードの発行が必要の場合、郵送もしくは来店を選択していただきます。急いでカードの発行が必要な場合は、店舗への来店が必要となる場合もあります。
SMBCモビットのカードローンは運転免許証だけで借りられる
多くの金融機関で本人確認書類である免許証を提示すれば、お金を借りられます。中でも消費者金融の場合は、運転免許証以外の条件が少なく、多くの方が利用を検討できるでしょう。
SMBCモビットのカードローン申込なら、運転免許証1枚で24時間いつでも申込が可能であり、最短即日融資を受けられる可能性もあります。免許証をはじめとする本人確認書類をご準備のうえ、以下よりお申込ください。
監修者コメント
小林 恵
賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当
カードローンの本人確認書類として、多くの方は運転免許証を提出しています。事前に住所変更や期限切れがないかを確認し、全面が鮮明に写っている状態で撮影して提出してください。