簡単に借りられるカードローンはある?審査基準や通過するためのポイントを解説
この記事の監修者
荒井 美亜
貸金業務取扱主任者、2級FP技能士、税理士科目合格者、日商簿記1級、全経簿記能力検定上級
みんなのモビット担当
立教大学経済学部卒、立教大学大学院経済学研究科修了(会計学修士)。出版社、Webマーケティングの会社に従事する中で様々な金融関連の資格を取得。クレジットカードやファクタリングの知識も持ち合わせ、お客様からマネー相談を受けた経験も多数。
カードローンの審査基準は非公開となっていますが、簡単に借りられるカードローンは存在しません。基本的には、申込者が各社の審査基準を満たしている場合に限って、融資が可能であると判断されます。そのため、誰でも簡単に借りられるカードローンはありません。
この記事では、簡単に借りられるカードローンが存在しない理由や、各社が行う審査のポイントについて解説します。
コラムの目次
「簡単に借りられるカードローン」はない
誰でも簡単に借入できるようなカードローンは存在しません。なぜなら、融資を行う際にはかならず審査が行われるからです。
- 審査の目的
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お客さまご自身に関する本人確認を行うため(お客さまがなりすましや詐欺の被害に遭わないようにするため)・総量規制に該当していないか、返済能力があるかを判断するため(過剰な融資によってお客さまの負担が大きくなってしまうことを防ぐため)
審査では申込者の返済能力が調査され、融資可否について判断されます。もし、審査の結果「返済能力がない」と判断された場合は、借入はできません。なぜなら、資金の貸し手は、借り手の返済能力がないのにも関わらず融資を行うことは、法律によって禁止されているためです。
審査基準は各社異なるため「簡単に借入できた」と感じることはある
カードローンへの申込をした際には、審査により主に申込者の返済能力を確認します。そして、その審査の基準は融資を行うカードローン会社によって異なります。
そのため、「A社の審査には落ちたけどB社の審査は通過した」というケースも起こり得ます。このようなことが起こると「A社の審査は厳しいけど、B社の審査は簡単だった」というような印象を持ってしまうかもしれません。
しかし、それは申込者の属性がA社の基準は満たしていなかったものの、B社の基準は満たしていたということで、B社の審査が甘かったわけではありません。そのため、逆に「A社の審査は通ったけど、B社の審査には落ちた」というケースもあります。
このように、実際は各社の審査基準を満たしているかどうかであり、簡単に借入できるということではないのです。
カードローンの審査基準
カードローンを利用するためには審査を受けなければいけません。審査基準は各社により異なりますが、確認しているポイントは以下のとおりです。
カードローンの審査基準
- 申込者の属性
- 申込者の返済能力
- 申込者の個人信用情報
申込者の属性を審査
申込者の属性とは、年齢や職業・勤務先情報、勤続年数や年収など申込者の基本情報のことをいいます。
- 勤務先情報
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申込者の勤務先についての情報です。会社規模や勤続年数に加え、その勤務先に本当に在籍しているかどうかも確認します。
例えば、カードローン会社が設定している年齢条件を満たしているかどうかや、安定した収入があるかどうかなどについて総合的に判断されます。
申込者の返済能力
申込者の返済能力の項目では、年収や勤続年数、現在の借入金の有無や残高などが確認されます。
- 収入情報
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給与所得等がどれだけあるのか?安定しているのか?といった情報です。場合により収入証明書類の提出が必要となります。
例えば、年収が低くてもカードローンは利用できる可能性はあります。年収が高くても、いわゆる多重債務といわれる借入件数や借入金額が多い場合は、審査結果に影響を及ぼすかもしれません。
また返済能力の有無の判断について、各社で統一した基準はありませんので、審査結果が異なる場合があります。
申込者の個人信用情報を審査
申込者の個人信用情報では、個人信用情報機関に登録されている情報をもとに審査を行います。具体的には、過去に遅延履歴がないかどうか、借入残高はどのくらいあるのかなどを確認します。
- 信用情報
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クレジットやローンの契約や申込、利用状況等に関する情報です。個人のお金に関する情報で、ローン契約の際には必ず確認されています。
過去に遅延履歴がある場合は審査に影響が出る可能性があるため、注意してください。
カードローンの審査に通過するためのポイント
カードローンの審査に通過するためには、最低限以下のことを押さえておいてください。
審査通過のポイント
- 申込内容を正確に記載する
- 利用条件を確認して申込をする
申込内容を正しく記載する
カードローンへ申込をする際は、申込内容を正しく正確に記載するようにしてください。
例えば、審査を通過したいがために、年収を過大に記載したり、勤続年数を多めに記載したりするのは絶対に避けてください。
申込時に提供した情報は、様々な視点から調査されるため、その真偽についてもかならず判明します。その結果、審査に悪影響を及ぼす可能性があるため、正確な情報を記載するようにしましょう。
また、申込手続きの際は、誤記入や誤入力がないかを必ず確認するようにしてください。
利用条件を確認して申込をする
各社の利用条件を確認した上で申込をしてください。仮に、申込条件を満たしていないまま申込をしてしまった場合は、審査は否決となってしまいます。
例えば、SMBCモビットの申込条件は以下のとおりです。
SMBCモビットの申込条件
- 満20歳〜74歳の人
- 安定した収入がある人
特に「安定した収入」については曖昧な部分もあり、判断しづらい項目です。一般的には、年収の額に関わらず毎月安定して収入を得ている場合は、「安定した収入がある」と認められやすいです。
SMBCモビットへ申込をする場合は「お借入診断」を事前に受けてみてはいかがでしょうか。「お借入診断」では、申込者の簡単な情報を入力していただければ、融資可能かどうかが判断されます。
結果「融資可能と思われます」と表示された場合には、SMBCモビットの基準を満たしている可能性が高いため、そのまま申込手続きにお進みください。
よくある質問
Q.審査なしで借入できるカードローンはありますか?
A.ありません。
カードローンの申込をすれば、かならず審査が行われます。これは、法律によっても定められています。そのため、審査なしで借入できるカードローンは存在しません。
審査を受けることなくお金を借りたい場合は、友人や家族に相談をする、もしくは貯蓄型保険を契約していれば利用できる、契約者貸付制度の利用など、他の調達方法を検討してください。
Q.誰でも借りられるカードローンはありますか?
A.申込条件を満たしていれば申込は可能ですが、審査はかならず行われます。
基本的に「誰でも借りられるカードローン」はありません。カードローン各社が設定している条件を満たしていなければ申込や契約はできません。
また、申込をしても審査によって融資可否が判断されるため、「誰でも借りられるカードローン」はありません。
Q.比較的通りやすいカードローンはどこですか?
A.各社審査基準が異なるため、わかりません。
カードローン各社は審査基準を公開していないため、審査に通りやすいかどうかを判断すること自体ができません。審査に不安がある人は、SMBCモビットの「お借入診断」を利用されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- カードローンの利用はSMBCモビットをご検討ください
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簡単に借入できるカードローンは存在しませんが、各社の審査基準を満たしていれば融資を受けられる可能性があります。
カードローン各社では、審査基準を公開していないため、自分に合ったカードローンを見つけることは難しいかもしれません。そのため、審査に不安がある方や、ご自身が基準を満たしているかどうかを知りたい方は、SMBCモビットの「お借入診断」のご利用をご検討ください。
入力した情報をもとに、SMBCモビットのカードローン基準を満たしているかどうかを判断します。審査結果で「融資可能と思われます」と表示された場合は、SMBCモビットのカードローンをご利用いただける可能性があるため、そのまま申込手続きへお進みください。
監修者コメント
荒井 美亜
賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当
貸金業者は融資する際に審査の実施が義務付けられています。そのため、審査がないと謳っているところは違法な貸金業者となるのです。違法な貸金業者は法外な高い金利で利息を請求してきたり、脅迫ともとれる違法な取り立てをしてきたりするので、絶対に利用してはいけません。