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消費者金融から電話が来るタイミングとは|電話連絡を回避する方法も解説

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この記事の監修者

高橋 孝治

貸金業務取扱主任者有資格者・国会議員政策担当秘書有資格者・法学博士

みんなのモビット担当

貸金業務取扱主任者の資格を保有する金融領域に関しての専門家。専門知識を活かしマネーに関するあらゆる相談に対応。また、金融の資格に加え、行政書士や特定社労士の資格も保有し、「法学博士」取得の法学研究者でもある。多岐にわたる知見を活かしあらゆる法律を研究するなど活躍中。

消費者金融のカードローン申込時や利用中は、状況により消費者金融から電話がかかってきます。消費者金融からの電話により、お金を借りていると周囲に知られてしまう可能性もあるため、「できるだけ電話連絡を回避したい」と考える方も多いでしょう。

今回は、消費者金融から電話がかかって来る主なタイミングと、電話連絡を回避する方法について解説します。

消費者金融から電話が来る主なタイミングとは

消費者金融に申込や契約をすると携帯電話や自宅、もしくは勤務先に電話がかかって来る場合があります。消費者金融が顧客に対して電話をかける主な理由は、以下の通りです。

電話連絡をする主な理由

  • 申込後の本人確認をするため
  • 在籍確認をするため
  • 審査結果を通知するため
  • 増額案内・各種確認事項があるため
  • 約定返済日を過ぎても入金がないため

消費者金融から電話がかかってくる場合、必ず何かしらの用件があります。心当たりがなくても、「勘違いで支払いが間に合っていなかった」「何かしらの確認事項がある」といったことが考えられます。

そのため、消費者金融からの電話に出られなかった場合は、折り返し連絡しましょう。

申込後に本人確認をするため

申込完了後に申込者本人に対して、本人確認をするために電話がかかって来る場合があります。

他人が申込をしていないか、本当に自身の意思で申込をしたのかなどを聞かれます。在籍確認の方法や希望時間などに不安があるは、この機会に相談をしてみましょう。

なお、本人確認の電話は連絡先として入力した番号にかかってきます。そのため、自宅への電話を避けたい方は、携帯電話を連絡先に設定しておきましょう。

在籍確認をするため

消費者金融へ申込をしたあと、勤務先や申込者本人の携帯もしくは自宅に電話がかかって来る場合があります。勤務先に電話がかかって来る理由は、申込時に申告した勤務先に在籍(勤務)している事実を確認するためです。

勤務しているか確認

電話連絡の際は、オペレーターが「〇〇(個人名)と申しますが、××さま(申込者)はいらっしゃいますでしょうか?」などのように、消費者金融からの電話であると知られにくい配慮がされています。

在籍確認

申込者が申告された勤務先で実際に在籍しているかどうかを確認する手続きです。審査の一環であり、返済能力の確認はもちろん、本人確認のためにおこなわれます。

はじめから消費者金融であることを名乗るわけではないため、申込者以外が電話に出た場合でも、消費者金融からの連絡であることを知られる可能性は低いでしょう。

審査結果を通知するため

消費者金融によっては、審査結果の連絡が電話で来る場合があります。電話に出られなかった場合はメールで知らせてくれるため、メールフォルダを確認しましょう。

もし、電話で審査結果を受け取りたくない場合は、WEBから申込をすれば、メールで連絡が来るように設定できる消費者金融もあります。

増額案内・各種確認事項があるため

消費者金融と契約を締結している方で、何らかの確認事項が生じた場合は、連絡が来る可能性があります。

たとえば、長年利用していることなどを理由に、増額案内の連絡や金利優遇の案内が来ることがあります。また、引っ越しにより自宅住所が変わった場合や、転職によって勤務先が変わった場合に届出をしていないと連絡が来るかもしれません。

一般的には各種案内や確認事項はあらかじめ設定してある携帯電話などにかかってきます。

約定返済日を過ぎても入金がないため

消費者金融が定めた約定返済日までに返済をしなかった場合、その翌日以降に電話がかかって来る場合があります。

約定返済日

借入契約やクレジットカードの契約において、毎月返済をする日付のことを指します。契約時に決められた日に、定められた金額を返済する必要があります。

複数回に渡る電話に対応できなかった場合や、滞納期間が長期に渡る場合は、自宅や勤務先へ電話がかかって来る可能性があります。自宅や勤務先への電話連絡を避けたい場合は、着信があった時点ですぐに返済を済ませ、また返済日を相談してください。

消費者金融から在籍確認の電話が来たときに押さえるべきポイント

消費者金融から電話が来る理由はいくつかありますが、在籍確認もその1つです。在籍確認の電話に対応する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

ポイント

  • 個人名の連絡となる
  • 申込時は所属部署の電話番号を記載する
  • 原則として本人不在でも完了となる
  • 事前に了承を取ったうえで連絡するように配慮しているところもある

個人名の連絡となる

勤務先の方に消費者金融からの電話だと知られることがないように、業者側は個人名で電話をかけてくれるため、在籍確認の電話に本人が出られず、同僚や上司が対応する場合でも知られにくい配慮がされています。

ちなみに、勤務先への在籍確認は消費者金融に限らず、クレジットカードの申込でも実施されます。

そのため、個人名での電話が何かサービス申込かと勘ぐられることはあっても「消費者金融からの電話だ」と、特定される可能性は低いでしょう。

電話は個人名で連絡する

申込時は所属部署の電話番号を記載する

自分が対応できる可能性を少しでも高めるために、申込時に所属部署の電話番号を記載するのも効果的です。

前述のとおり、業者側は個人名でかけてくれるため、他の方が対応したとしても消費者金融からの電話だと知られる心配はほぼありません。それでも、申込者本人が対応したほうが安心して利用できるでしょう。

できるだけ自分で対応したい方は、申込時に所属部署の電話番号を記載しておきましょう。

原則として本人不在でも完了となる

勤務先への在籍確認は、本人が不在であっても完了します。たとえば、他の方が電話に対応したとしても「席を外している」と伝えられていれば、消費者金融側は申込者が在籍していると判断できます。

本人不在でも完了する

電話を取れないにとっては折り返しの電話をする必要もないため、負担なく在籍確認を終わらせられるでしょう。

事前に了承を取ったうえで連絡するように配慮しているところもある

電話による在籍確認が不安な方に向けて、一部の消費者金融では事前に申込者本人の同意を得たうえで実施するように配慮しているところもあります。

そのため、自分で電話対応をする可能性を上げるために、同意確認の時点で連絡する時間帯の相談をしてみましょう。また、電話以外の方法で在籍確認が可能なのか相談してもよいでしょう。

なお、SMBCモビットでは電話での在籍確認は、申込者からの同意を事前に得たうえで実施します。審査に必要な場合のみ実施いたしますので、電話での在籍確認をせずに済む場合もあります。

在籍確認に不安を持たれている方はぜひ、SMBCモビットをご検討ください。

消費者金融からの電話を回避する方法

消費者金融からの電話を避けたい方は、「原則電話連絡なし」の業者で申込をすることも一つの方法です。また、返済に遅れてしまいそうなときは、あらかじめ相談をしておくことで連絡を回避できる可能性があります。

消費者金融からの電話によって、勤務先の同僚や自宅の家族に借入をしていると憶測される可能性があるため、できれば連絡は回避したいと考える方もいるでしょう。そのような場合は、下記の方法を検討してください。

「原則として電話連絡なし」の消費者金融で契約を締結する

消費者金融への申込時に発生する電話連絡は、はじめから「電話連絡なし」と公表している業者を選びましょう。

たとえば、SMBCモビットにWEBから申込をした場合、在籍確認の電話や本人確認の電話は原則しません。一部の必要なケースを除き、すべてWEB上で完結するため、電話がかかって来ることに対しての心配は一切不要です。

支払いに遅れない

消費者金融の利用を開始したら、支払いを滞納しないよう注意しましょう。滞りなく返済していれば、電話が来ることはほぼありませんが、滞納してしまうと督促の電話連絡が来る可能性があります。

どうしても支払いに遅れそうなときは、あらかじめ相談しておきましょう。約定返済日に間に合わないと分かった時点で新たな返済日の相談をすれば、電話連絡を回避できる可能性があります。

監修者コメント

高橋 孝治

賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当

返済の遅れを放置して、カードローン会社からの電話を無視し続けてしまうと、今度は自宅に催促状が届いて、家族に借入が知られてしまう可能性もあります。放置しても事態は悪化するだけです。返済が遅れると分かった時点で、カードローン会社に相談しましょう。

登録情報の変更があった場合は申し出る

住所変更などを届け出ていない場合、確認のために消費者金融から電話が来ることがあります。とくに、携帯電話の番号を変更してつながらなかった場合は、勤務先にかかって来る可能性があるため注意が必要です。

住所や勤務先など、申込時に記載した情報から変更があった場合は、速やかに自分から届け出をしましょう。SMBCモビットの場合、登録情報は電話もしくは会員専用サービス「Myモビ」から変更が可能です。

よくある質問

Q.勤務先への電話を回避する方法はありますか?

A.連絡先を携帯電話や自宅に設定しておくことで回避できます。

ただし、在籍確認を目的とした電話連絡は、必ず勤務先の番号にかかってきます。勤務先への電話による在籍確認を回避する場合は、「原則電話連絡なし」を公表している消費者金融へ申込をしてください。

また、約定返済日までに支払いがなく、本人の携帯電話や自宅への電話に出られない場合も、勤務先へ電話がかかって来る可能性があります。そのため、支払いに遅れる場合は事前に相談し、着信があったら出る、出られなかった場合は必ず折り返しの連絡をしてください。

Q.在籍確認の電話ではどのようなことを聞かれますか?

A.申込者本人が勤務している事実を確認するだけです。

在籍確認は、本人が勤務している事実を確認するだけのため、細かい内容は質問されません。

なお、本人不在でも勤務先に在籍していることが確認できれば完了となるため、電話でそれ以外のことを聞かれることはありません。

Q.消費者金融からの電話を無視するとどうなりますか?

A.消費者金融が電話をかける理由によります。

たとえば、申込後の本人確認を目的とした電話を無視し続けた場合、契約手続きは進みません。よって、消費者金融との契約自体が成立しないため、お金を借りられなくなります。

また、消費者金融の返済日に遅れているにも関わらず電話を無視し続けると、自宅宛に郵送物が届いたり、勤務先に電話がかかってきたりする場合があります。

その他、契約事項や申込情報を確認する目的で着信があった場合は、内容次第では利用停止になる可能性があるため注意してください。

上記を踏まえると、消費者金融からの電話を無視し続けるとさまざまなデメリットが発生します。消費者金融は必ず何らかの目的があって電話をかけて来るため、電話に出たりかけ直したりするなど、確実に対応してください。

Q.消費者金融からの電話に出られない場合はどうすれば良いですか?

A.都合が良い時間帯にかけ直しましょう。

営業時間内にかけ直し、着信があった旨を伝えてください。折り返しの電話を怠ると、最悪の場合、契約に支障をきたしたり利用停止されたりする可能性があります。

Q.電話をかけて来る時間帯を指定できますか?

A. 申込の消費者金融によって対応が異なるため、希望がある場合は相談してみるとよいでしょう。

申込時に備考欄が設けられている場合は、希望の時間帯を記載してみてください。

ちなみに、SMBCモビットでは在籍確認のために電話する際は、事前に申込者の了承を取ります。そのため、在籍確認の希望がある場合は時間帯についてもお申し付けください。

「原則電話連絡なし」はSMBCモビットのカードローンをご検討ください

消費者金融から電話がかかって来るタイミングは、申込時・確認事項があるとき・支払いに遅れたときなどです。

消費者金融から電話がかかって来ると、勤務先の同僚や家族に借入の事実が判明してしまう可能性もあります。そのため、「消費者金融からの電話を回避したい」と考えている方も多いでしょう。

消費者金融からの電話連絡を回避する有効な手段は、はじめから「原則電話連絡なし」のカードローンへ申込をすることです。「原則電話連絡なし」の場合、申込時の在籍確認や本人確認などを回避できます。(※)

SMBCモビットにWEBから申込をいただいた場合は、「原則電話連絡なし」で申込を完了することが可能です。電話連絡に不安を感じている方も安心して申込ができますので、ぜひご検討ください。

※状況によってはご希望に添えない可能性があります