WEB完結のカードローンなら借入・返済も来店不要

この記事の監修者
荒井 美亜
貸金業務取扱主任者、2級FP技能士、税理士科目合格者、日商簿記1級、全経簿記能力検定上級
みんなのモビット担当
立教大学経済学部卒、立教大学大学院経済学研究科修了(会計学修士)。出版社、Webマーケティングの会社に従事する中で様々な金融関連の資格を取得。クレジットカードやファクタリングの知識も持ち合わせ、お客様からマネー相談を受けた経験も多数。
「WEB完結」のカードローンであれば、申込から借入、返済に至るまでのあらゆる手続きがスマホやパソコンから行えます。
この記事では、カードローンの「WEB完結」について、手続き上のメリットや注意点、実際に利用する際の流れについて解説します。
コラムの目次
WEB完結とは電話連絡や郵送物なしで利用できる申込手続きのこと

カードローンのWEB完結とは、申込から借入までに電話連絡や、店舗でのカード発行等を必要とせず、オンライン上で手続きから利用までが完結できるキャッシングサービスのことを指します。
通常であれば必要書類の提出や在籍確認の電話連絡、キャッシングをするために必要なカードの発行など、利用までに多くのフローが存在しています。
しかし、WEB完結ができるカードローンは、申込や契約といった手続き面だけでなく、借入や返済についてもオンラインでできるケースが多いため、利便性が高いのが特徴です。
WEB完結のカードローンを利用するメリット
WEB完結のカードローンを使うメリット
- 手続きをスムーズに進められる
- 来店不要でPCやスマホから手続きできる
- 周囲の人にカードローン利用を知られにくい
- 来店せずに最短即日融資を受けられる
- 24時間365日いつでも申込可能
急にお金が必要になった際にもスピーディーに借入できるのが特徴的なWEB完結のカードローンですが、具体的なメリットとして上記の5点が挙げられます。
手続きをスムーズに進められる
前述の通り、WEB完結のカードローンは手続きの全てがオンライン上で完結できるため、今すぐに借入をしたい時にもスムーズに進められる点がメリットとして挙げられます。
申込をする際には、あらかじめ必要になる書類を用意しておくなどすると、よりスムーズな手続きが実現できるでしょう。
来店不要でPCやスマホから手続きできる
従来のカードローンでは、申込先となる金融機関の店舗へ出向き、設置されている無人契約機等を使用して契約する流れが一般的でした。実際に必要な書類を用意して、店舗までいかなくてはならなかったのに対し、WEB完結のサービスでは自宅にいながらPCやスマホから手続きができるため、手間が発生しにくくなるというメリットが挙げられます。
- 無人契約機
-
消費者金融等の店舗に設置されている、カードローンを契約するための機械。店員と対面せずに契約を進められるのが特徴。
周囲の人にカードローン利用を知られにくい
カードローンは、さまざまな事情により家族や会社の同僚に利用を知られたくないというケースも少なくありません。通常だと、契約に関する書類が自宅へ郵送されたり、申告された職場で働いているか確かめるための在籍確認が電話連絡によって行われたりします。
WEB完結のカードローンでは郵送物がなく在籍確認についても、書類の提出等で代替できるケースがあるため、誰にも知られずに申込から借入、返済までを行うことができます。
来店せずに最短即日融資を受けられる

WEB完結型のカードローンは、申込から契約、借入から返済まで、カードローンの利用に必要な手続き等はすべて来店不要です。
たとえば、申込はWEB上から行うことができます。本人確認書類の提出もWEB上で行えるため、来店の必要はありません。また、WEB完結型カードローンの場合はカードの発行をせずに済みます。
借入はお客様が利用されている口座に直接振り込む、専用アプリをインストールして提携ATMから借入するなどの方法があります。いずれの場合も、店舗へ来店する必要がありません。
カードローンを利用すると毎月の返済が必要となりますが、返済もWEB上から行えます。振込による返済のほか、インターネットバンキングを介しての返済、提携ATMからの返済や口座振替などさまざまな方法から選択できます。
そのため、申込から返済まで1度も来店することなく全ての手続きを行えるのが、WEB完結型カードローンのメリットです。
24時間365日いつでも申込可能
WEB完結申込は、24時間365日いつでもどこでも、思い立ったそのときに申込手続きができる点がメリットです。
たとえば、夜間に突然「明日中にまとまった資金が必要になった」という場面でも、すぐに申込をしておけば最短翌日の午前中には借入できる状態になっています。このように、いつでもどこでも思い立ったときに申込をできるのは、WEB完結型カードローンのメリットです。
ただし、審査時間(営業時間)は決まっているため、夜間や早朝に申込をされた場合の審査結果回答は翌営業日以降になってしまいます。たとえば、SMBCモビットの審査時間は「9時〜21時」です。この時間を過ぎていると、翌営業日の審査結果回答となるため注意してください。
WEB完結のカードローンと銀行カードローンの違い
カードローンは、さまざまな事情により家族や会社の同僚に利用を知られたくないというケースも少なくありません。通常だと、契約に関する書類が自宅へ郵送されたり、申告された職場で働いているか確かめるための在籍確認が電話連絡によって行われたりします。
WEB完結のカードローンでは、郵送物がなく在籍確認についても、書類の提出等で代替できるケースがあるため、誰にも知られずに申込から借入、返済までを行うことができます。
借入までのスピード
銀行カードローンは、カードローンの申込について審査をする際に、反社会勢力との取引の防止などを目的に警察庁のデータベース照会を行います。情報の照会には最低でも1営業日以上要するため、申込をした日のうちに借入をする即日融資の実現はできません。
一方で大手消費者金融では、最短30分で審査が完了するなどスピーディーな借入ができるため、融資を受けるまでにかかる時間には大きな違いがあるといえます。
在籍確認の実施方法

職場に対する在籍確認の実施方法については、各社で対応が異なります。消費者金融の場合、WEB完結のカードローンでは書類の提出などで済ませることができます。
一方で銀行カードローンでは、消費者金融と同様に電話連絡や書類提出等を基本としながらも、申込先の銀行で住宅ローンを利用しているなど、過去に勤務先がわかるような書類を提出している場合には、電話連絡まで行われないケースも考えられる点に違いがあります。
キャッシング用のカード発行の有無
銀行カードローンの場合、基本的にキャッシング用のカードが発行されたり、お金を預け入れたり引き出したりする際に使用するキャッシュカードを用いて借入をするケースが多いですが、消費者金融のWEB完結では、カードレスでアプリなどから借入ができます。
キャッシングカードがあるために、カードローンの利用が知られてしまうということも考えられるため、利用先を検討する際にはカードの有無も確認しておくと良いでしょう。
WEB完結のカードローンを利用する際の注意点
スピーディーな借入が実現できたり、周囲の人に利用を知られにくくなっていたりとメリットの多いWEB完結のカードローンですが、利用には以下の点について注意が必要です。
ログイン用IDやパスワードの管理が必要になる
前述の通り、WEB完結のカードローンはサービスによってはキャッシング用カードの利用等を必要としない代わりに、アプリや会員サイトへのログインIDやパスワードなどが設定されるケースが多くなります。
これらの情報をきちんと管理しておかないと、いざ利用したいと思った時に速やかな借入ができないことも考えられるため、WEBのみで借入を行おうとする場合には注意が必要です。
電話連絡が行われる場合もある

WEB完結型のカードローンの場合は、原則として電話連絡による在籍確認や本人確認が行われません。しかし、審査の過程の中で必要であると判断された場合は、電話による確認が行われる可能性があるため注意してください。
ただし、電話連絡が必要な場合は、あらかじめ申込者本人に確認をする場合がほとんどです。たとえば、勤務先への電話連絡による在籍確認が必要な場合、申込者本人に対して「勤務先へ電話をかけても良いですか?」といった確認が事前にあります。
あらゆる場面で配慮がなされているので、安心して申込できるでしょう。
SMBCモビットでWEB完結を利用する方法
最後に、具体的にWEB完結での利用で借入を行う方法について、SMBCモビットでの流れを例に解説します。
まず、SMBCモビットのWEB完結では、以下のような流れで手続きを進めます。
- WEB完結専用の申込フォームに必要情報を記入・送信
- 必要書類をスマートフォン等で撮影・アップロード
- メール・SMS等で審査結果と契約内容を確認
- WEB上でご契約
- 振込で借入・返済
借入や返済は銀行振込でできる
SMBCモビットWEB完結でカードローンをご契約いただいた場合、キャッシング用のカードは発行されず、借入や返済を銀行振込で行います。
借入の際は、アプリまたは会員ページにログインし、振込先口座を登録して入金依頼をしする流れになります。具体的な手順は以下の通りです。

返済をする際は、利用者によって異なる「振込返済口座」にご入金いただく必要があります。以下の手順で振込返済口座を確認のうえ、入金手続きを行います。

スマホを使ってコンビニのATMで借りる方法も利用できる
カードローンの中には、コンビニのATMでスマホを活用した借入・返済ができる場合があります。コンビニATMを活用すると、振込の手続きや引き出し等が不要になるほか、コンビニがあれば借入ができるため、融資までの流れがスムーズになります。
ただし、金融機関が指定する特定のATMでしかご利用いただけません。たとえば、SMBCモビットの場合は「セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM」にて取引が可能です。どの銀行のATMでも利用できるわけではないという点にご注意ください。
あらかじめ必要書類を用意しておくと手続きがスムーズ
WEB上での手続きをスピーディーに進めるためには、あらかじめ必要書類などをご用意いただくことをおすすめします。例えばSMBCモビットのWEB完結申込では、以下の書類が必要になります。
SMBCモビットのWEB完結申込に必要な書類
- 本人確認書類
- 全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)、もしくは組合保険証
- 収入証明書類
よくある質問
Q.本人確認はどのように行われますか?
A.WEB完結型カードローンの本人確認は、すべてオンライン上で行われます。
たとえば、SMBCモビットの場合は「オンライン本人確認」という方法によって本人確認を行っています。オンライン本人確認とは、お手持ちのスマートフォンで本人確認書類(運転免許証等)とお顔を撮影していただくことによって本人確認を行う方法です。
スマートフォンさえあれば本人確認が行えるため、来店をする必要がない点がメリットです。
Q.24時間いつでも受け付けていますか?
A.WEB完結型カードローンは、24時間365日受け付けています。
WEB完結型カードローンは、WEB上から申込ができます。そのため、24時間365日の申込が可能です。
ただし、審査時間(営業時間)は決められているため注意してください。たとえば、SMBCモビットであれば9時〜21時までの間に審査が行われています。この時間を過ぎてしまうと、翌営業日の審査結果回答となるため、お急ぎの場合は注意してください。
Q.WEB完結で今日中に借入する流れを教えてください。
A.WEB完結で今日中に借りる方法は、以下の3ステップです。
WEB完結で今日中に借りる流れ
- WEBから申込・本人確認
- WEB上で審査結果回答・契約手続き
- 振込もしくはATM等で借入
WEB完結で即日融資を受けるためには、カードローン会社の営業時間内に申込手続きが完了していることが条件です。間に合わなければ、翌営業日以降の審査結果回答、契約手続きとなるため注意してください。
Q.WEB完結であれば電話連絡もないのですか?
A.原則、電話連絡は行われません。
WEB完結の場合は、原則として電話連絡は行われません。しかし、審査の結果や審査を行う過程で必要であると判断された場合は、電話連絡による在籍確認が行われる場合もあります。そのため、「WEB完結=絶対に電話連絡は行われない」というものではありません。
ただし、多くのカードローン会社で電話連絡が必要な場合は、申込者本人に確認をした上で電話連絡が行われます。そのため、突然勤務先に電話がかかってくるようなことはないため、安心してください。
Q.WEB完結申込で必要な書類は何ですか?
A.WEB完結で必要な書類は、原則「本人確認書類」のみです。
WEB完結に限らず、カードローンを利用する際は必ず本人確認書類の提出が求められます。また、借入金額が50万円を超える場合や他社借入額との合計額が100万円を超える場合、カードローン会社が必要であると判断した場合は、収入証明書類の提出も必要です。
そのため、会社員であれば給与明細書や源泉徴収票などの収入証明書をあらかじめ用意しておくと、スムーズな借入が可能です。
まとめ
- 周囲に知られにくいSMBCモビットの「WEB完結申込」をご検討ください
-
WEB完結での申込が可能なカードローンであれば、すべての手続きが基本的にWEB上でできるほか、カードレスで借入・返済ができます。そのため、手続きに手間をかけたくない方や、周囲にカードローンの利用について知られたくない方に向いているサービスだといえるでしょう。
WEB完結で申込する際には、特定の条件を満たす必要があります。ここまで具体的な流れを解説した通り、SMBCモビットでもWEB完結でのカードローン利用が可能です。WEB完結での借入を予定されている方は、ぜひご検討ください。
監修者コメント
荒井 美亜
賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当
SMBCモビットでは多彩な借入や返済方法が用意されていますので、それぞれの利用者の生活スタイルに合った選択が可能です。なかでも、利用者が多い借入や返済方法としては、カードレスで利用いただけるコンビニATM取引があります。お近くのセブン銀行やローソン銀行ATMが対象です。