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カードローンは家族や周囲の人へ知られずに利用できるのか?原因と対策を紹介

知られず に お金 を 借りる

この記事の監修者

荒井 美亜

貸金業務取扱主任者、2級FP技能士、税理士科目合格者、日商簿記1級、全経簿記能力検定上級

みんなのモビット担当

立教大学経済学部卒、立教大学大学院経済学研究科修了(会計学修士)。出版社、Webマーケティングの会社に従事する中で様々な金融関連の資格を取得。クレジットカードやファクタリングの知識も持ち合わせ、お客様からマネー相談を受けた経験も多数。

カードローンの利用が周囲に知られるのではないかと心配している人も多いかもしれませんが、結論として知られる可能性は低いでしょう。

とはいえ、予期せぬタイミングで知られてしまうケースもあるため、この記事で「なぜ周囲に知られにくいのか?」について解説します。

一般的にカードローンの利用が家族や周囲の人に知られてしまう原因

家族や周囲に知られる原因

各カードローン会社では、利用者の家族や周囲にカードローンの利用が知られないよう配慮しています。しかし、中には家族をはじめ会社の同僚や友人にカードローンの利用が知られてしまうケースもあるのが現状です。

まずは、カードローンの利用が周囲に知られてしまう主な原因について解説します。

カードローンの利用が周囲に知られてしまう原因7選

  • 原因1.カードローン会社からの郵送物が自宅へ届いた
  • 原因2.返済に遅れてしまい電話連絡があったり督促状が届いたりする
  • 原因3.ローンカードを見られてしまった
  • 原因4.会社に対して在籍確認の電話連絡が入った
  • 原因5.カードローン会社の店舗に出入りしている姿を見られてしまった
  • 原因6.通帳の取引履歴を見られた
  • 原因7.お金の使い方が大きく変わった

監修者コメント

荒井 美亜

賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当

利用者の「周囲に知られたくない」という事情は金融機関も重々承知しているため、電話や郵送物などについては色々な配慮をしています。それでも不安に感じる人は、オペレーター相談してみてください。

原因1.カードローン会社からの郵送物が自宅へ届いた

カードローン会社や、契約の形式によってはカードローン会社から郵送物が届いてしまうケースがあります。家族と同居している場合には、郵送物によりカードローンの利用が判明してしまいます。

カードローン会社からの郵送物には主に以下の3点があげられます。

郵送物の例

  • 契約書類
  • 利用明細
  • 増額案内などキャンペーン関連のお知らせ

契約書類

カードローン会社や金融機関と契約すると、一般的には自宅宛に契約関連の書類が郵送されます。多くのカードローン会社では、借入に関する書類であることがわからないように、宛名等配慮されていますが、開封されてしまえば、やはり借入について知られてしまいます。

家族に知られずにカードローンを利用するために、郵送等がなく、インターネット上の手続きのみで借入できるカードレスのカードローンを選び、対策しましょう。

そのほか、店頭に設置されている無人契約機でローンカードの発行や契約書類の受け取りなどを済ませてしまう方法もあります。

利用明細

カードローンで借入をおこなうと、後日、利用明細が郵送で届くケースもあります。

利用明細が自宅に届かないようにするためには、WEB明細というインターネット上での電子交付により利用明細が確認できるカードローンを選ぶこともひとつの方法です。

特に大手消費者金融では、郵送ではなくインターネット上で利用明細を確認できる会社が増えてきていますので、契約前に確認しておきましょう。

増額案内などキャンペーン関連のお知らせ

長期間返済の遅延などがなくても、契約している会社から別の理由で郵送物が届くことがあります。

たとえば利用限度額を増額できる旨の案内や、各種キャンペーン等の案内が多くなっています。これらの増額案内も、インターネット上で受け取り詳細を確認できるようになっているカードローン会社も多くあります。

基本的には郵送物の発送のないカードローン会社を利用することで対策が可能ではないでしょうか。

原因2.返済に遅れてしまい電話連絡があったり督促状が届いたりする

カードローンの返済に遅れてしまうと、電話連絡による督促がおこなわれます。はじめは個人の携帯電話の番号へ連絡があるため、返済が遅れてすぐのタイミングでは周囲に利用が知られてしまうリスクはそれほど高くないかもしれません。

しかし、この電話に対して無視をしたり、引き続き滞納状態を継続してしまったりすると、カードローン会社はやむを得ず自宅や職場宛てに電話連絡をおこなうようになります。

基本的にはカードローン会社からの連絡であることが判明しないように配慮されていますが、絶対に知られることはないとはいえません。

自宅や職場へ電話連絡が入るようになると、次第に督促状が郵送で届くようになります。封筒を見ただけではカードローンの利用や返済の遅延について判明することはないかもしれませんが、内容証明郵便で届いたりすると、隠し続けることは困難になるでしょう。

期日までの支払いに間に合わなそうな場合には、事前にカードローン会社に連絡するなど、早めの行動を心掛けましょう。

監修者コメント

荒井 美亜

賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当

期日までに返済されないと、電話や郵送といった方法で連絡が来ることがあります。遅れず利用すれば、特別な理由がない限り、連絡は最小限となるでしょう。

原因3.ローンカードを見られてしまった

ローンカードを発行してすでに利用中の場合、たとえば財布の中に保管していて、その財布を開いた際に、入れているカードを見られてしまうことで、カードローンの利用を周囲に知られてしまうケースもあります。

銀行カードローンの場合、銀行のキャッシュカードで利用できるため、ローンカードとは判明しにくく、利用に気づかれてしまう可能性はすくないかもしれません。一方、消費者金融が発行するカードの場合には、デザイン等から知られてしまう可能性もあります。

これについても、カードレスで利用できるカードローン会社を選ぶことで対策できます。

原因4.会社に対して在籍確認の電話連絡が入った

カードローンの審査では、返済能力を判断するための重要な審査の1つとして在籍確認がおこなわれます。申込者から申告のあった勤務先に実際に勤務していることを確認するために、勤務先に直接電話する方法で実施されることが一般的です。

在籍確認

申告した勤務先に在籍しているかどうかを確認するためにおこなわれます。確認方法は基本的に電話で、申込先のカードローン会社の担当者から、申込者宛てにかかってきます。

前提として、本人以外にカードローン会社から在籍確認のための連絡である旨は伏せられています。しかし、普段個人宛に電話がかかってこないような職種の場合には、取次時に不審に思われてしまう可能性もあります。

在籍確認の電話

在籍確認なく手続きをすすめることはできないため、電話連絡以外の方法で在籍確認を完了できるカードローン会社を利用するなどの対策をとれば解決できるでしょう。

原因5.カードローン会社の店舗に出入りしている姿を見られてしまった

カードローンの店舗に設置されている無人契約機で契約を進める場合には、店舗に出入りしている姿を見られないように注意してください。可能性としては高くありませんが、日常的に生活しているエリアの店舗だと、出入りしている様子を見られてしまうケースも考えられます。

申込から借入や返済まで全ての手続きをインターネット上で完了できる「WEB完結」が利用できるカードローンを利用すれば、店舗に出向かずともカードローンが利用でき、他の人にも知られにくくなります。

原因6.通帳の取引履歴を見られた

口座に直接振り込まれる方法で借入している場合や、毎月の返済を口座振替にしている場合には、通帳に取引の履歴が残ります。この記載された通帳を見られてしまうことで、カードローンの利用が知られてしまうケースもあるため注意しましょう。

家族に通帳を見られてしまう可能性がある場合には、借入や返済に口座を使用せず、提携ATMを活用するようにしてください。

原因7.お金の使い方が大きく変わった

カードローンの特徴の1つに、利用限度額内であれば何度でも借入できるという点があげられます。基本的に必要な金額だけを借入して、なるべく早く完済できるよう計画的な利用をするのが経済的な使い方である一方、利用限度額いっぱいまで何度も借入を繰り返してしまうケースも少なくありません。

日常生活で急にお金の使い方が荒くなるなど、金銭感覚の変化により周囲に借入を知られてしまうケースもあります。カードローンを利用する際には、必要な金額だけを計画的に利用するようにしましょう。

周囲に知られないようにするカードローンの利用方法

カードローンの利用が周囲に知られないようにするためには、これまで解説してきたように、利用方法や契約先で少しの工夫が求められます。

ここからは、周囲に知られずにカードローンの利用を続けていくためのポイントについて解説します。

周囲に知られないためのポイント

  • 1.自宅に郵送物が届かずカードも不要なWEB完結型を利用する
  • 2.在籍確認の方法を変更できないか相談する
  • 3.通帳のないネット銀行口座を活用する
  • 4.本当に必要な金額だけの借入に留める

1.自宅に郵送物が届かずカードも不要なWEB完結型を利用する

まず、家族と同居している人がカードローンを利用する場合、借入用のローンカードを含めた一切の郵送物が自宅へ届かないよう対策しておく必要があります。

カードローン会社からの郵送物が届かないようにするためには、基本的に郵送物の発送がなく、申込から借入さらには返済に至るまでの全ての手続きをインターネット上で完了させられる「WEB完結型」のカードローンがおすすめです。

カードも不要で会員用サイトやスマホアプリ等と、提携ATMを活用すれば周囲にカードローン利用を知られるリスクを大幅に軽減できるでしょう。

WEB完結

お申込からご契約、お借入まですべての工程をWEB上でおこなえる手続きを指します。お手持ちのスマートフォン1台で完結するため、店舗への来店が不要です。

2.在籍確認の方法を変更できないか相談する

審査の過程でおこなわれる在籍確認は、会社への電話連絡以外の方法に変更できないかについて、カードローン会社の窓口へ相談しておきましょう。会社によっては給与明細や源泉徴収票など、指定された書類の提出で代替できる場合もあります。

3.通帳のないネット銀行口座を活用する

通帳により家族に知られてしまう可能性がある場合には、前述した提携ATMの利用のほか、ネット銀行の活用もひとつの方法です。取引内容の確認をインターネット上でおこなうため、家族にも知られにくい利点があります。

カードローンの借入や返済用にネット銀行の口座を開設し、自分だけがログインできるような設定にするなど対策しておきましょう。

4.本当に必要な金額だけの借入に留める

カードローンは、利用限度額の中で何度も繰り返し借入できる利便性の高さが特徴です。しかし、「いつか返せば良い」と安易な気持ちで借入を繰り返してしまうと、次第に返済が苦しくなってしまったり、日常生活の中で偶然にも利用を疑われてしまったりする可能性もあります。

カードローンは、本当に必要な金額だけ借入し早期に完済できるよう、計画的な利用を心がけましょう。

SMBCモビットのカードローンは「WEB完結」なら知られにくい

WEB完結の特徴

ここまで家族や周囲にカードローンの利用を知られないための対策について紹介してきましたが、SMBCモビットは家族に知られにくい特徴を備えたカードローンの1つとしてあげられます。

特にSMBCモビットの「WEB完結」は、最短30分のスピーディーな審査で即日融資も可能であるほか、以下のような周囲に知られにくい特徴があります。

WEB完結が周囲に知られにくい理由

  • カードローン会社から契約関連の書類や利用明細などが郵送されない
  • 在籍確認を職場への電話連絡以外の方法に代替できる

自宅に契約書類や利用明細などの郵送物が届かない

まず、契約関連の書類や利用明細、ローンカードなどの郵送物が自宅に届くことは一切ありません。

SMBCモビットの「WEB完結」は、申込から借入、返済に至るまで全てインターネット上で完結でき、契約関連の書類も利用履歴もWEB上で確認する形式になっています。

また、利用を続けていても急な増額案内等が届くこともなく、もし増額の案内がおこなわれる場合には会員サイトやアプリ上に通知されるようになっているため、利用が知られるリスクを限りなく低く抑えることができます。

在籍確認を職場への電話連絡以外の方法で完了できる

SMBCモビットの「WEB完結」では、在籍確認を職場への電話連絡以外の方法に代えて完了させることができます。

具体的には、主に以下のような指定された書類の提出により在籍確認が完了します。

在籍確認時に提出を求められる書類の例

  • 社名が入った給与明細書
  • 源泉徴収票
  • 社名が入った社会保険証
  • 雇用保険証 など

ただし、指定された書類を提出できなければ在籍確認が完了できず、状況によっては職場への電話連絡が必要になる場合もあります。詳細については、SMBCモビットのコールセンターにご相談ください。

SMBCモビット コールセンター
0120-03-5000 (営業時間9:00〜21:00)

よくある質問

Q.消費者金融と銀行ではどちらの利用が知られやすい?

A.消費者金融と銀行では判明しやすさに大きな違いはありません。

基本的に、消費者金融のカードローンと銀行系カードローンとで知られやすさに大きな違いはないといえるでしょう。消費者金融カードローンの場合、テレビコマーシャルなどによる会社名に対するイメージもあり、ローンカードや郵送物などを見られてしまうと利用が知られてしまう可能性は高いです。

しかしその一方で、SMBCモビットのようにインターネット上で全ての手続きが完了でき、ローンカードの発行もなく利用できる「WEB完結」が可能な会社もあるため、利用方法によっては家族や友人に知られるリスクを低く抑えられるでしょう。

銀行系カードローンの場合、キャッシュカードや郵送物など日常生活の中で借入が知られてしまうリスクは低い一方で、通帳に口座の取引履歴が残る可能性もあるため、注意して利用していく必要があります。

上記のような事態に陥らないように、自主的な対処が必要です。

Q.カードローンの審査結果は自宅に届く?

A.カードローンの審査結果はメールで届くことが一般的です。

郵送による審査結果通知をしている金融機関は少なく、メールや専用のWEBサイトなどで確認するのが一般的です。「WEB完結型」のカードローンの利用をおすすめします。

Q.在籍確認をなしにすることはできる?

A.カードローンの審査において、在籍確認はかならず実施されます。

貸付をする金融事業者には、契約を締結する前に申込者の返済能力を確認することが、貸金業法によって義務付けられています。

(返済能力の調査)

第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入の状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

参考:貸金業法|第13条(返済能力の調査)

在籍確認は、申告のあった勤務先で実際に勤務しているかどうかについて確認されるものであり、この確認により収入の安定性についても判断されています。

そのため、在籍確認をなしにすることはできません。ただしSMBCモビットの「WEB完結」のように、在籍確認のための職場への電話連絡をなしにして、書類提出等の方法で代替することが可能なカードローンもあります。

まとめ

周囲に知られる理由はちょっとした不注意から

カードローンは申込方法や契約形式のほか、日常的な利用方法次第で周囲に知られるかどうかのリスクが高まる可能性があるため、周囲に利用を知られたくない場合には注意が必要です。

家族や会社の同僚、友人にカードローンの利用をできる限り知られたくない場合には、インターネット上で申込から借入、返済までの手続きを完了できるカードローンを利用するようにしましょう。

SMBCモビットの「WEB完結」では、審査の在籍確認の方法も含め、カードローンの利用が周囲に知られてしまうリスクを限りなく低く抑えることが可能です。周囲の人に知られずにスピーディーな借入を実現したい場合には、ぜひご検討ください。