SMBCグループ
お金の悩みを解消

カードローンを借りる人はどんな人?特徴やよくある借入理由を解説

カードローン 借りる人の特徴

カードローンを利用している方の多くは、「お金(現金)」がすぐに必要になったことがそのきっかけになっていることが多くなっています。日常生活を送っていると、時には急な出費で現金が必要になる場面に出くわすこともあります。そういった場合ではカードローンがよく利用されています。

また、性別・年代で見ると、20代男性のカードローン利用意向がもっとも高い傾向です。全体的に見ると、「何かあったら利用したい・選択肢に入る」といった傾向にあるのが特徴です。

この記事では、カードローンを利用する方の特徴や傾向について詳しく解説します。

カードローンを借りる人の主な特徴

特徴

  • 【性別】男性のほうがカードローンの利用意向は比較的高い
  • 【年代別】20代のカードローン利用意向がもっとも高い
  • カードローン利用者数は1,000万人超
  • 平均借入額は「約64.5万円」

【性別】男性のほうがカードローンの利用意向は比較的高い

全国銀行協会が2020年に行ったカードローンの意識調査によると、女性よりも男性のほうがカードローン利用意向が高いという結果になりました(男性:24.0%、女性:17.6%)。

男性と女性の収入を比較すると、男性のほうが高めです。収入が多いためか、支出については男性のほうが女性よりも多い傾向です。

そのため、支出が多い男性のほうがお金が必要となる場面も多く「必要であれば利用を検討したい」と、カードローンの利用に前向きな傾向があるとも言えます。

とはいえ、女性の利用意向も17.6%であり、約6人に1人はカードローンに前向きな意向を持っています。

【年代別】20代のカードローン利用意向がもっとも高い

年代別で見ると、もっともカードローン利用意向の高い年代は「20代」です(以下表は、上記調査データを参照)。

項目男性女性
20代29.9%22.2%
30代24.8%20.4%
40代21.2%18.1%
50代24.6%18.1%
60代21.3%11.5%

20代は年齢的にも若く、全年代の平均的な年収で見ると低めです。一方で、自己投資や交遊にも積極的であり、「お金が足りない」と考える方も多いのではないでしょうか。

なお、20代男性のカードローン利用意向は29.9%ともっとも高くなっています。その後、年齢が上がるにつれて意向は下がっていくものの、21%〜25%(男性の場合)でカードローンの利用意向があります。

つまり、男性は若年層ほど利用意向は高いものの、年代に関わらず必要であれば利用する人が多いという特徴があります。

女性の場合も20代がもっとも利用意向が高く、22.2%です。その後、年齢が上がるにつれて利用意向は下がり、60代で11.5%ともっとも低くなります。

カードローン利用者数は1,000万人超

「株式会社シー・アイ・シー(個人信用情報機関 通称:CIC)」のデータによると、2023年7月度時点で登録されている人数は1,000万人以上です。

令和5年1月1日時点で、一般的なカードローンを利用できる年齢層(20歳〜74歳)の人口は約8,529万人です。つまり、カードローンを利用できる方の約8.5人に1人の割合でカードローンと契約をしていることになります。

この数字が多いか少ないかは一概に判断できるものではありませんが、「意外と多い」と感じた方もいるのではないでしょうか。職場の同僚や友人等も、もしかすると利用しているかもしれません。

このように、カードローンは「意外と身近なサービス」であることも言えるでしょう。

平均借入額は「約64.5万円」

2023年7月度時点で登録されている、カードローンを利用している人の残高は、平均64.5万円です。

普段生活をしていると突然、まとまった資金が必要になる場面に出くわすことも珍しくはありません。そういった際にカードローンを利用されます。

カードローンの借入理由ランキング

2020年に全国銀行協会が公表したデータによると、カードローンを利用して借入した理由は以下のとおりです。

借入理由ランキング

  • 1位:日常的な生活費の補填
  • 2位:レジャー・趣味・娯楽
  • 3位:一時的な資金不足の補填
  • 4位:収入の減少
  • 5位:急な出費に対応するため

もっとも多かったのは、日常的な生活費の補填になります。次いでレジャーや趣味にかかる費用という結果です。また、収入が減ってしまったり突発的な支出が発生したりしたことが理由と答えた方も多くいるのが特徴です。

次に、どのような理由でカードローンを利用されているのかについて詳しく解説します。

1位:日常的な生活費の補填

カードローンを利用する目的として、もっとも多かったのは「日常的な生活費の補填」でした。

そもそも、収入が少なかったり、欲しいものがあったりなど様々な場面で日常的な資金不足に陥ることがあるでしょう。そういった際に、カードローンを利用する方が多いという特徴がありました。

ただ、日常的な生活費を補填する目的でカードローンを利用しているということは、収支バランスが崩れていることが明らかです。この状態が続いていると、自転車操業状態に陥る可能性があるため要注意です。

もし、収入が減少したり急な支出で資金不足に陥ったりした際は、無理のない返済計画を立てた上で借入を検討するように心がけるようにしてください。

2位:レジャー・趣味・娯楽

次いで多かったのは、「レジャー・趣味・娯楽」に対する費用です。レジャーへ出かける場合や趣味・娯楽を楽しむためには、お金が必要不可欠です。そういった費用を捻出するためにカードローンを利用する方も多いという結果になっています。

中には、「趣味や娯楽は自分の収入の範囲で行うべき」と考える方も多いでしょう。

しかし、その日その時しか行けないタイミングがあったり、どうしても参加したいイベントがあったりするケースも多いです。そういった場合も、返済計画を立てた上でカードローンの利用を検討するようにしてください。

3位:一時的な資金不足の補填

普段、生活をしていると冠婚葬祭で数万円の支出が発生したり、引っ越しをしなければいけなくなったりなど、急な出費が発生することがあります。あらかじめ用意をしておけばよいものの、給料日前等で費用工面に苦慮する場面があるでしょう。

そういった場合にもカードローンを利用する方が多い傾向です。一時的な支出を補填するのが目的であれば、借入金額を必要額に留め、無理のない返済が行えるよう注意しましょう。

4位:収入の減少

転職や休職などによって収入が減少してしまうこともあります。そういった際に、カードローンを契約して借入をすると、生活費の補填ができるため便利です。

しかし、収入が減ってしまった中でも無理なく返済できるよう、あらかじめ計画を立てておく必要があります。返済計画を見誤ると、無理な返済をしていかなければならない可能性も出てきます。その点には十分注意が必要です。

5位:急な出費に対応するため

カードローンを契約する理由5位にランクインしたのは、「急な出費に対応するため」です。現時点で借入は必要ないものの、「今後の急な出費に対応しておくために契約する」といったケースです。

あらかじめカードローンを契約しておけば、24時間365日いつでもどこでも借入できるようになる点がメリットです。また、契約をしているだけであれば、手数料(利息等)が発生しないため、「万が一の時のために」と考えてカードローンを契約しておくことも有効でしょう。

【借入先別】カードローンの特徴

カードローンを取り扱っている会社は、大きく分けて以下の3種類です。

カードローンの種類

  • 消費者金融
  • 銀行
  • クレジットカード

それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあります。そのため、それぞれの特徴を抑えた上で、借入先を検討しましょう。

消費者金融の特徴

消費者金融は最短即日融資も可能

特徴

  • 最短即日融資が可能
  • WEB完結型の申込が主流
  • 返済の自由度が高い

消費者金融は、個人を対象に主に小口融資を行う貸金業者です。主業務がカードローンであるため、カードローンに特化したサービスを提供しているのが特徴です。たとえば、審査の効率化によって最短30分程度での結果回答を実現しています。

小口融資

10万円〜100万円程度の範囲でおこなわれる、比較的少額の融資のことです。

また、WEBからの申込が可能であり、本人確認書類や契約手続き等もすべてWEB上で完結できる点も、消費者金融の魅力であり特徴です。

WEB完結申込の特徴

いつでもどこでもスマートフォンやPCから申込ができ、一度も来店することなくカードローンの契約が可能です。さらに、申込から審査結果回答を経て契約手続き完了、実際の借入まで最短1時間程度で完了します。

そのため、とくに急ぎで融資を希望している方に向いているのが消費者金融です。

ちなみに、SMBCモビットでも最短即日融資が可能であり、WEB完結型の申込にも対応しています。そのため、すぐに借入を希望している方はぜひご利用ください。

銀行系の特徴

銀行カードローンの特徴は以下のとおりです。

銀行の特徴

  • 金利が低め
  • 審査優遇がある

銀行のカードローンは、消費者金融やクレジットカードと比較して金利が低めに設定されているのが特徴です。また、ネット銀行では口座を所有している方を対象に審査や金利を優遇するサービスを行っています。

そのため、できるだけ低金利で借入したい場合は銀行系カードローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

クレジットカードの特徴

クレジットカードによる借入方法には、以下の2パターンがあります。

クレジットカードによる借入方法

  • クレジットカード会社が取り扱っているカードローン
  • クレジットカードに付帯されているキャッシング

クレジットカード会社が取り扱っているカードローンは、一般的に「信販会社が取り扱っている(信販系)カードローン」と言います。このカードの特徴は、以下のとおりです。

クレジットカードの特徴

  • 独自の優待サービスを提供している
  • 金利がカード会社によって異なる

信販系カードローンの場合、クレジットカード同様に独自のサービスを提供している会社があります。たとえば、利用金額や利息等に対してポイントを付与したり会員優待を受けられたりなどのサービスがあります。

また、金利もカード会社によって大きく変動します。とくに、同じ会社のクレジットカードを所有していると金利が優遇される、といったサービスを受けられることもあります。

ただし、信販系クレジットカードはカード発行が基本であるため、審査結果〜カード郵送・受取までに数日かかるのがデメリットです。また、カードが届くことによって家族等に知られてしまう可能性があるため注意しなければいけません。

よくある質問

Q.カードローンによる借入は避けたほうがよいですか?

A.特に避ける必要はありません。必要であれば利用をご検討ください。

カードローンは現金を借入できるサービスですが、中には「カードローンで借入=悪いこと」と認識をしている方もいます。そういった考えからすると、「できれば避けたほうがよいのではないか」と考えてしまうでしょう。

しかし、カードローンは現金を借入できる手法のひとつであり、とても便利なサービスであることに間違いはありません。

実際、多くの方がカードローンの利用に前向きです。後ろ向きな考えであっても、他に借入方法がないのであれば選択肢に入ると答えています。カードローンも自動車ローンや住宅ローン、奨学金といった借金と同じです。そのため、とくに避ける必要はないでしょう。

Q.学生ですが、お金を借りられますか?

A.学生でも申込条件を満たしていれば借入できます。

たとえば、SMBCモビットの申込条件は以下のとおりです。

SMBCモビットの借入条件

  • 20歳〜74歳の人
  • 本人に安定した収入がある人

安定した収入とは、アルバイト収入等でも問題ありません。そのため、学生でもアルバイトをして収入を得ているのであれば借入が可能です。ただし、利用に際しては審査を通過する必要があるためご注意ください。

Q.カードローンを利用する人の特徴は?

A.カードローンを利用する人は、主に「現金が必要な人」です。

カードローンは現金を借入できるサービスです。そのため、現金が必要な人が利用するサービスであると言えます。

現在では、多くのサービスや物品購入でクレジットカードを利用できます。しかし、冠婚葬祭等、現金しか利用できない場面もあるでしょう。そういった場面で利用される人も多いのが特徴です。

Q.カードローンを利用する場合の条件は?

A.申込先のカードローン会社の申込条件を確認してください。

カードローン各社で申込条件を設定しています。たとえば、SMBCモビットの申込条件は以下のとおりです。

SMBCモビットの借入条件

  • 20歳〜74歳の人
  • 本人に安定した収入がある人

そのため、年齢条件を満たしていない人や安定収入がない人は、借入ができません。仮に、上記2つの条件を満たしている場合であっても、総合的に見て「返済能力がない」と判断された場合は、カードローンを利用できません。

申込条件を満たしているにも関わらず、カードローンを利用できない人の特徴としては、「返済能力がないと判断されてしまった人」が挙げられます。たとえば、過去に金融事故を起こしてしまった人が挙げられます。

まとめ

カードローンの利用はSMBCモビットをご検討ください

カードローンを利用する方の特徴は、「お金(現金)」が必要な人です。中でも、男性の20代で利用意欲が高いという傾向にあります。

カードローンサービスの特性上、あまりよいイメージを持たれていないのも事実です。しかし、日常生活の中でどうしても「お金」が必要になる場面は出てきます。そのときに、用意が難しければ選択肢として浮かぶのがカードローンです。

もしも今後、お金を用意しなければならなくなった際には、カードローンを利用されてみてはいかがでしょうか。実際、多くの方が利用しており、特別なことでもなければ悪いことでもありません。

今後、カードローンの契約をされる方は、ぜひSMBCモビットのカードローンをご検討ください。