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消費者金融で借りたら「終わり」ではない|注意事項を守り利用する方法

消費者金融で借りたら「終わり」ではない|注意事項を守り利用する方法

この記事の監修者

荒井 美亜

貸金業務取扱主任者、2級FP技能士、税理士科目合格者、日商簿記1級、全経簿記能力検定上級

みんなのモビット担当

立教大学経済学部卒、立教大学大学院経済学研究科修了(会計学修士)。出版社、Webマーケティングの会社に従事する中で様々な金融関連の資格を取得。クレジットカードやファクタリングの知識も持ち合わせ、お客様からマネー相談を受けた経験も多数。

消費者金融は「法外な利息を請求されるのではないか」「厳しい取り立てを受けるのではないか」など、マイナスのイメージを持っている人もいるでしょう。そのため、「消費者金融からお金を借りたら終わり」と考えている人もいるのではないでしょうか。

消費者金融は、貸金業法をはじめとする法律を遵守して営業しており、正しく利用すればとても便利なサービスです。この記事では、消費者金融から借りても終わりではない理由や、よくある不安・疑問について解説します。

消費者金融でお金を借りたら「終わり」ではない

「消費者金融でお金を借りたら終わり」と考えている人の中には、以下のような誤ったイメージを持っている方もいるでしょう。

誤ったイメージ

  • 返済期日を過ぎると厳しい取り立てが行われる
  • 金利が高く、いつまで経っても完済できない

消費者金融に対して、上記のようなイメージを持たれている人は「借りたら終わり」と思っているのではないでしょうか。

しかし、消費者金融の正しい知識を身につけておけば、安心して利用できます。たとえば、消費者金融を利用した場合、信用情報機関に利用履歴は登録されますが、滞納などがなければ信用情報に問題があると判断されることはありません。

信用情報

クレジットやローンの契約や申込、利用状況等に関する情報です。ローン契約の際には必ず確認されています。

また、何らかの事情で一度返済に遅れた場合であっても、正規の消費者金融であれば一部の映画やドラマ等で見るような厳しい取り立てが行われることはありません。消費者金融は貸金業法という法律を遵守して営業しており、取り立てに関しても厳しく規制されています。

参考:貸金業法第21条(取立て行為の規制)|e-Gov

金利の上限も法律によって以下のとおり定められているため、法外な金利で高額な利息を請求されることはありません。

借入金額上限金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

参考:利息制限法第1条(利息の制限)|e-Gov

消費者金融で借りたお金は、毎月の計画を立てて返済していくことが重要です。たとえば、SMBCモビットで30万円を年18.0%で借りていた場合、毎月の返済額は約11,000円で、この場合の完済までの期間はおよそ3年です。

毎月の返済金額を増やせば、さらに返済期間を短縮できます。そのため、計画的に返済を続ければ、「いつまでたっても完済できない」という心配は不要でしょう。

消費者金融でお金を借りることの不安・疑問について

消費者金融でお金を借りることに対し、様々な不安や疑問を抱えている人がいることでしょう。次に、よくある不安・疑問について回答していきます。

Q.他の借入をする際に影響が出るのでは?

A.消費者金融の利用が原因で、悪影響が出ることはありません。

消費者金融の利用履歴(申込・借入・返済等)は、個人信用情報機関に登録されています。そのため、ローンやクレジットの申込をした場合、申込を受けた金融機関は審査の過程で信用情報を確認して、消費者金融などの利用状況を確認します。

信用情報の共有

信用情報機関

信用情報を管理する機関で、日本においては「株式会社 シー・アイ・シー(CIC)」「株式会社 日本信用情報機構(JICC)」「一般社団法人 全国銀行個人信用情報センター(KSC)」の3つが存在する。

消費者金融の利用をしている情報だけでは審査に直接影響を与えることはありませんが、以下の情報が信用情報機関に登録されている場合は、何らかの影響が出る可能性があります。

信用情報に影響が出る可能性あり

  • 借入額が多い
  • 滞納履歴がある

たとえば、収入に対して消費者金融からの借入額が多い場合、「返済能力が低い」もしくは「返済能力がない」と判断されてしまい、ローン審査に通らない可能性が高いでしょう。

また、消費者金融の利用履歴が登録されるため、過去に滞納した履歴があると「融資をしても滞納するのではないか」と判断され、審査に通りにくくなってしまいます。

つまり、消費者金融を利用している事実が悪影響を与えるのではなく、その利用方法に不備があった場合に悪影響を及ぼす可能性があるということです。

Q.借入したことが家族や職場に知られてしまうのでは?

A.知られる可能性は限りなく低いです。

申込者の多くは、「家族や職場の人に消費者金融の利用を知られたくない」と考えていることでしょう。消費者金融もその状況を理解して最大限配慮をするため、周囲に知られる可能性は低いでしょう。

たとえば、SMBCモビットの場合は以下のようなサービスを行っています。

SMBCモビットのサービス

  • 在籍確認に伴う勤務先への電話連絡は原則なし
  • 申込〜契約手続きが完了後の郵送物なし
  • カードレスキャッシングが可能(振込キャッシングに対応)
振込キャッシング

「振込融資」とも呼ばれ、スマートフォンなどから申込を行い指定の銀行口座に振込をしてもらう、カードレスでお金を借りる方法です。 振込キャッシングはWEB上や電話でお振込みの依頼をするため、お借入の際に手間がかからない点が大きな特徴です。

上記のサービスを利用することにより、家族や職場の人に知られる可能性は低くなるでしょう。

ただし、返済期日に遅れてしまった場合は、登録先の携帯電話に連絡がきたり、自宅住所宛に郵送物が送られたりする可能性があります。そのため、返済に遅れないように利用してください。

監修者コメント

荒井 美亜

賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当

利用者の「周囲に知られたくない」という相談は実際かなり多く、SMBCモビットでは寄せられたご意見をもとにさまざまな改善を重ねています。電話・郵送物・振込時の名義など、不安に感じる点はオペレーターへ相談してみてください。

Q.信用情報に「問題がある」と判断されるのでは?

A.利用しているだけであれば信用情報に「問題がある」と判断されません。

信用情報機関には、消費者金融の申込履歴・借入履歴・返済履歴等が登録されます。この情報が登録されただけでは「問題がある」とは判断されず、他のローン契約時に影響を与えることはありません。

そもそも、個人信用情報機関に登録される情報は、消費者金融の他、クレジットカードやスマートフォンなどの割賦契約も含まれています。

消費者金融を利用しただけで「信用情報に問題がある」と判断されるのであれば、クレジットカードやスマートフォンを割賦契約している人全員が信用情報に問題があることになります。そのため、消費者金融の利用履歴が原因で「問題あり」と判断されることはありません。

ただし、約束の返済日までに入金が確認できなかった場合、個人信用情報に「問題がある」と判断されてしまう可能性があります。これは、消費者金融に限ったことではなく、クレジットカードや割賦契約も同じです。よって、消費者金融のみが特別悪影響を与えることはありません。

Q.しつこい取り立てがあるのでは?

A.厳しい取り立てをすることは絶対にありません。

期日までに返済がされなかった場合、電話や郵送にて連絡をすることはあります。ただ、貸金業者である消費者金融は、貸金業法という法律を遵守して営業しており、厳しい取り立てをすることは絶対にありません。

法律で禁止されている行為の例

  • 深夜の電話連絡
  • 張り紙・居座り
  • 恫喝 など

同法21条では、取立て行為の規制として様々な規制を行っています。よって、一部の映画やドラマ等で見かけるような厳しい取立てを受けることは絶対にありません。万が一、そういったことがあった場合は貸金業法違反として、消費者金融側が厳しく処罰されてしまいます。

また、返済に遅れそうな場合には、分かった段階で連絡をしましょう。返済に遅れる理由を説明して、今後について相談するなどすれば、誠実に対応してくれる業者が多いはずです。

参考:貸金業法第21条(取立て行為の規制)|e-Gov

Q.金利が不当に高いのでは?

A.上限金利は法律で決まっているので、不当に高いことはありません。

消費者金融は利息制限法という法律を遵守し、その範囲内で金利を設定しなければいけません。

借入金額上限金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

参考:利息制限法第1条(利息の制限)|e-Gov

多くの消費者金融では、上限金利を年18.0%以下に設定しています。たとえば、消費者金融から10万円を借りていた場合、1日あたりの利息は最大で約49円です。

利息の計算式

利息=借入残高(元金)×金利(年率)÷365日(うるう年の場合は366日)×返済日までの利用日数

100万円を借りていた場合、上限金利は年15.0%であるため1日あたりの利息は最大でも約410円です。よって、不当に高い金利で利息が請求されることはありません。

消費者金融でお金を借りる場合の注意点

消費者金融でお金を借りる際には、申込先をよく検討し、借りたお金の返済についてもきちんと考える必要があります。便利なサービスであっても、使い方を間違えるとリスクが大きくなってしまう可能性があります。

借入時の注意点

  • 違法な貸金業者からは絶対に借入しない
  • 事前に返済計画を立てる

1. 違法な貸金業者からは絶対に借入しない

貸金業者として営業している会社の中には、違法な会社が含まれている可能性があります。違法な業者から借入をしてしまうと、法外な利息を請求される可能性があり、場合によっては厳しい取り立てに遭うことも考えられます。

そのため、借入を検討している消費者金融が貸金業登録を行っているか否か、見極める必要があります。

見極める方法は、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力サービス」を利用してください。

また、「簡単に借りられる」「審査なし」などの表現は違法広告にあたるため、はじめから除外しましょう。

貸金業者は、審査が甘いと利用者を誤解させるような説明をしてはならない

2. 事前に返済計画を立てる

カードローンで借入をする場合、毎月いくらずつ返済して、いつまでに完済できるかの計画を事前に立てることが重要です。収入と支出のバランスを考え、無理のない返済計画を立てましょう。

返済計画

返済の計画を立てるにあたり、SMBCモビットでは「返済シミュレーション」をご用意しておりますので、返済月数や返済額の確認にぜひご活用ください。

消費者金融でお金を借りるメリット

消費者金融でお金を借りるメリットとしては、以下があげられます。

消費者金融のメリット

  • 最短即日融資が可能
  • 使途が自由である

1. 最短即日融資が可能

即日融資

消費者金融は、最短即日融資が可能です。たとえば、午前中に申込をした場合は、その日の午後には借入をできる可能性があります。

また、多くの消費者金融で申込から最短30分程度で審査結果の回答を行います。その後、契約手続きへ移行し、実際の借入まで最短1時間程度で可能です。

SMBCモビットの場合

SMBCモビットの場合は、最短30分で審査結果を回答します。その後、契約手続き完了まで1時間程度で完了します。融資を急いでいる方はSMBCモビットをご検討ください。

2. 使途が自由である

消費者金融のカードローンは、使途が自由です。普段の生活費や旅行費用、引っ越し費用など様々なことに使用できます。

SMBCモビットの場合

目的別ローンや銀行のローンでお金を借入した場合、教育費、住宅関係などその使途が制限されるケースがあります。

SMBCモビットのカードローンも使途は定められていません。そのため、借りたお金は自由にお使いいただけます。

3. WEBで申込から借入まで完結する

多くの消費者金融では、WEB完結の申込に対応しています。WEB完結とは、申込から契約手続き、借入まですべてをWEB上で行えるサービスのことです。

店舗への来店が不要であるため、いつでもどこでも申込から借入までできるのが特徴です。

SMBCモビットの場合

SMBCモビットもWEBからの申込が可能です。PCやスマートフォンで申込後、オンラインで本人確認を行います。その後、審査〜契約手続きへと進み、WEB上で融資を受けられる仕組みです。

また、SMBCモビットにお申込の場合は、電話連絡や郵送物を原則なしにできます。電話連絡や郵送物を避けたい人は、ぜひ利用をご検討ください。

まとめ

消費者金融の利用はSMBCモビットをご検討ください

消費者金融は「なんとなく危険そう」といった理由から、「借りたら終わり」という誤ったイメージを持っている人もいることでしょう。しかし、実際には様々な法律を遵守して営業しており、適切に利用すれば便利で安全なサービスです。

日常生活の中で急な出費が重なり、生活費が不足する事態は誰にでも起こり得ます。そんな時には、最短即日融資が可能なSMBCモビットのカードローンをご検討ください。