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今すぐ引っ越ししたいけどお金がない時はどうする?初期費用はローン利用も可能

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この記事の監修者

小林 恵

貸金業務取扱主任者、日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー、DC(企業年金)プランナー

みんなのモビット担当

関西学院大学社会学部卒。情報通信関連の会社に勤務の後、貸金業務取扱主任者資格を取得。セミナー講師や家計相談を中心に活躍中。近年ではオンライン家計相談も開催するなど、幅広いお客様のマネーに関する問題を解決している。

引っ越し費用は家賃の数か月分程度必要になる場合が多く、とても高額になる場合があります。そのため、引っ越し費用をローンで組むことはできないだろうか?と考えている人も多いのではないでしょうか。

今回は、引っ越し費用にも対応したローンの種類や、引っ越し費用を抑えるためのポイントについて解説します。

今すぐ引っ越したいけど資金が不足している場合には時はローンで借入することが可能

引越し費用はローンで借入できる

引っ越し費用は高額になることもあり、転居を思い立ったとしても、資金的な理由からあきらめてしまうという話もよく耳にします。

しかし、ローンを活用すればその希望をすぐに叶えることも可能になるかもしれません。

引越し費用の借入ができるローン種類とは

引っ越し費用の準備が可能なローンは以下の2種類です。

利用可能なローン

  • カードローン
  • フリーローン

それぞれのローンの特徴や引っ越し費用として支払う場合の注意事項について、詳しく解説します。

1.カードローン

カードローンは、各利用者の返済能力に応じて利用可能枠を設定し、その範囲内であれば自由にお金を借りられるローンです。

カードローンは利用限度額の範囲内で利用可能

消費者金融や銀行などにカードローンの申込を行って契約を締結しておくことで、引っ越し費用が足りない場合、いつでも借入が可能です。

また、契約をしていない場合でも消費者金融カードローンなら、最短即日融資を受けられる可能性があります。

初期費用の支払日や引っ越し日が迫っている中ですぐにでもお金が必要な場合は、即日融資が可能な消費者金融カードローンをご検討ください。

監修者コメント

小林 恵

賃金業務取扱主任者 みんなのモビット担当

SMBCモビットでは、最短30分で審査が完了し、最短即日融資にも対応しております。「WEB完結申込」であれば、申込から契約まで全てWEB上で手続きできるため、非常に便利です。引っ越し費用を早く用意したい場合はSMBCモビットの利用を検討してみてください。

2.フリーローン

フリーローンとは、使い道が定められていないフリーのローン商品です。カードローンとの大きな違いは、借入が一度きりという点です。主に銀行で取り扱っています。

引っ越し費用をフリーローンで用意する場合は、引っ越し費用の見積書などを銀行へ提出し、必要な代金のみを借入します。その後は、返済に専念するだけになるため、利用可能枠を設定して自由に借入ができるカードローンとは異なります。

フリーローンは、総量規制の対象外です。また、カードローンと比較して低金利で借りられる点がメリットです。

ただ、申込から審査結果回答までに時間がかかる場合があるため、引っ越し費用を急いで用意しなければいけない人には向いていません。

総量規制

総量規制

消費者金融やクレジットカード会社などを対象に設けられている法制度の1つです。返済能力を超えた過剰な貸付から消費者を守るために、年収の3分の1を超える貸付の原則禁止」を定めています。

引っ越し費用の相場について

引っ越しにかかる費用は、入居先の家賃5か月分〜6か月分程度が相場です。仮に、家賃が10万円の場合は、50万円〜60万円程度の家賃がかかる計算です。更に別途、荷物を運ぶ費用も用意しなければなりません。

このように、引っ越し費用は非常に高額になる可能性があるため、事前に内訳を把握して費用の準備をしておかなければいけません。

初期費用・引っ越し相場は家賃の5〜6か月分

引っ越しをする際にかかる費用の相場は家賃の5か月分〜6か月分程度です。大まかな内訳は以下のとおりです。

引っ越し費用 相場

参考:国土交通省|令和2年度 住宅市場動向調査(P224〜226)

上記のとおり、初期費用の相場として家賃の5〜6か月分程度かかります。また、引っ越し業者に引っ越しを依頼した場合は、数十万円単位の費用が発生します。

引っ越しを行う際の初期費用は、いずれも「家賃」を基準にして「◯か月分」という形で請求が行われます。そのため、家賃が高ければ高いほど、初期費用は高額になります。

結婚・同棲に伴う転居の場合はそれ以上かかることも

結婚や同棲に伴う引っ越しの場合は、「家賃の5〜6か月分」よりも高額になる傾向にあります。
単純に2人分の費用を用意するだけでなく、今まで以上に広い物件に引っ越すための家賃や敷金などの初期費用も高額になることがあるためです。

また、結婚後の出産や育児などを見据えて家族で生活できる物件に住みかえたり、、より治安が良い地域へと引っ越したりすることもあります。

そういった要因が重なって、結婚や同棲に伴う引っ越しは単純な2人分よりも費用が増えてしまうケースがほとんどです。

繁忙期の引っ越しは料金が高くなることにも注意

引っ越しは、年度が替わる前後の2月〜4月を最大の繁忙期として、ゴールデンウィークや夏休み、シルバーウィークなどの大型連休の付近で件数が増加します。

そのような繁忙期では通常の引越し料金よりも割り増しになるだけでなく、予約も取りづらくなり、相見積もりによる検討も困難になるほどです。急に引っ越しをしなければならず、さらにその時期が上記の繁忙期と重なっているようであれば、前述した「家賃の5〜6か月分」よりもさらに高額になってしまう可能性が高くなります。

引越し費用を抑える主な方法

引っ越し費用は高額になるため、カードローンやフリーローンを頼っても希望の金額を用意できないことも考えられます。そのため、少しでも借入する金額を抑えるために、以下のポイントを押さえて費用を削減してください。

引越し費用を抑えたいなら

  • 敷金・礼金なしの物件を探す
  • 仲介手数料をの割引を交渉する
  • 閑散期を選ぶ
  • 荷物を運ぶ費用を抑える
  • 助成金を活用する

1.敷金・礼金なしの物件を探す

賃貸借する物件次第では、敷金や礼金を0円にできる場合があります。

そもそも、敷金は賃借人(部屋を借りている人)が家賃を支払えない場合や、退去時の修繕費用の前払いという意味合いで請求するお金です。何事もなければ最終的に賃借人へ返還されるお金であり、物件オーナーの利益になるものではありません。

そのため、物件オーナーの中には初めから「敷金は必要ありません」という場合があります。そのような物件を選んで契約をすると、初期費用を抑えられます。

また、礼金はその名のとおり「お礼のお金」です。物件オーナーに対して「お礼」として支払うお金であるため、交渉次第では0円にできる場合があります。

敷金・礼金はいずれも初めから「0円」と謳っている物件もあります。そのような物件と契約すれば、初期費用が家賃の2〜3か月分は抑えられるでしょう。

2.仲介手数料の割引を交渉する

仲介手数料は、賃貸借契約を仲介してくれた不動産会社に対して支払う手数料です。仲介手数料は不動産会社の利益になる部分であるため、0円にするのは難しいでしょう。

しかし、交渉次第では少しでも減額できる場合があります。あくまでも、不動産会社次第ではありますが、引っ越し費用の用意が不安な時などは相談・交渉をしてみる価値はあります。

3.閑散期を選ぶ

前述したように、2月〜4月が引っ越し業界の最大の繁忙期で、ゴールデンウィーク前後の5月、夏休み期間である8月、シルバーウィーク等連休の多い9月中頃から10月までも繁忙期とされています。

これらの期間を避け、閑散期に引っ越しを行うことで費用を抑えることが可能です。

さらに、引っ越しは依頼から実施までの期間が短くなるほど特別料金として割り増しになっていきます。最低でも引っ越しの1か月程度前から依頼しておけば、割り増し料金が発生せず、費用を抑えることも可能になるでしょう。

「今すぐ引っ越しをする必要がある」場合の「今すぐ」がどの程度逼迫しているかにもよりますが、もし少し時期を延期することでき、なおかつ閑散期まで待てるようであれば、引っ越し業者に支払う費用を抑えられる可能性が高まります。

4.荷物を運ぶ費用を抑える

荷物を運ぶ費用は引っ越し業者のプランや時期、距離などによって大きく異なります。

引っ越しの繁忙期や距離は変更できなくても、「プラン」によって費用を大幅に抑えられる場合があります。

たとえば、荷物の梱包から搬出入、荷解きまですべて引っ越し業者に依頼する場合と、荷物の運搬のみを依頼する場合では費用に大きな差が出ます。なぜなら、引っ越し業者の人件費分を削減できるためです。

そのため、引っ越し費用を少しでも安く抑えるために、できる限りのことを自分で行いましょう。梱包や荷解きなど自分たちでできそうなことは自分たちで行えば、数万円程度の差が発生します。

5.助成金を活用する

引っ越しに際して、助成金を利用できる場合があります。

特に、以下の条件に当てはまるようなら助成金の対象となる可能性があります。

助成金の対象となる可能性があるケース

  • 新婚に伴う引っ越し
  • 子育て世代で、子供の成長に伴う引っ越し
  • 離婚など、生活状況が大きく変化したことに伴う引っ越し
  • 親の介護に伴う引っ越し
  • 高齢者世帯の引っ越し
  • 障がい者世帯の引っ越し
  • ひとり親世帯の引っ越し
  • Uターンなど、地元へ戻る際の引っ越し

例えば新宿区では、賃貸が取り壊しなどによって立ち退きを余儀なくされる場合、条件を満たす高齢者世帯や障がい者世帯を対象とした支援を行っています。また、同じく新宿区ですが、子育て世帯が区内で引っ越す際にも助成金による支援を行っています。

参考:新宿区「住み替え居住継続支援」新宿区「次世代育成転居助成」

引っ越しそのものへの支援ではありませんが、地元へ戻ってくる若い世代へ補助金を給付しているという地方自治体もあります。

やむを得ない理由で急な引っ越しが発生した際は、状況によっては何かしらの補助を受けられる可能性があるため、お住まいの自治体や引越し先の自治体の窓口に、問い合わせてみてください。

それでも引越し費用が足りない場合は借入を検討する

急な引っ越しの際にはどうしても費用がかかってしまうものです。費用を抑えるための工夫をしてもなお資金が不足する場合には、借入について検討する必要がでてくるでしょう。

一般的に、借入には以下のような方法があります。

一般的な借入のパターンについて

  • 家族に相談し、援助を受ける
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • 一時的にカードローンを利用する

1.家族に相談し、援助を受ける

まずは、家族に相談してみましょう。多少の金額であれば融通してくれることがあるかもしれません。

また、借用書を用いて正式に借入を行う場合でも、まったく見ず知らずの第三者から借入するよりは敷居が低く、また返済についても柔軟に対応してもらえる可能性があります。

可能であれば、家族に相談してみることも検討してみましょう。

2.クレジットカードのキャッシング枠を利用する

カードローンではなく、クレジットカードのキャッシングを利用することも可能です。

クレジットカードには、キャッシング枠が設けられている場合があります。新規でカードローンを開設するよりも、既存のクレジットカードを利用したほうが、借入までの期間を短縮できる可能性があります。

また、返済についてもショッピング枠の利用における支払と同様に行われるため、管理しやすいこともメリットであるといえます。

3.一時的にカードローンを利用する

さまざまな手を尽くしても引っ越し費用がまかなえないのであれば、一時的なカードローンの利用も検討してみましょう。

前述したように、カードローンであればその借入金の利用用途に制限がありません。そのため、引っ越し費用に充てることも可能です。

カードローンで引越し費用を即日融資を受けるためには

その日のうちに資金が必要な場合には、カードローンを利用して即日融資を受けることで費用を用意できるかもしれません。
即日融資を受けるための方法について解説していきます。

WEB完結型のカードローンを利用するのがおすすめ

即日融資を希望するのであれば、店舗に出向く必要がなく、申し込み手続きがWEB上で行うことのできる「WEB完結」のカードローンがおすすめです。

WEB完結の申し込み

「WEB完結」での手続きを受付しているカードローンであれば審査が出るまでの期間も銀行の審査と比較して早く、より迅速に資金を用意できます。

来店不要でPCやスマホから手続きできる

手続きがWEB上でできるカードローンであれば、店舗に出向く必要もなく、空いた時間を使って手続きができるため、忙しい引っ越し準備の際には大変便利です。

SMBCモビットでWEB完結を利用する流れ

モビットカードのお申込から必要事項を入力し、申込手続きを行います。

申込手続き完了後に審査が開始されます。申込状況にもよりますが、最短30分で審査が完了します。詳しくは、即日融資の流れをご確認ください。

どうしても緊急で引っ越し費用を用意しなければならない際など、急ぎの用件にも対応可能な可能性もあるため、ぜひご検討ください。

よくある質問

Q.引っ越し業者でローンを組むことはできますか?

A.引っ越し業者の提供サービス内でローンを組むのは、実質困難です。

引っ越し業者が独自のローン、いわゆる自社ローンのようなサービスを行っているところはないからです。少なくとも、大手と呼ばれる引っ越し業者の中で、引っ越し費用を独自にローンで支払えるサービスを行っているところはありません。

そのため、引っ越し業者でのローンは組めないと考えてください。

Q.引っ越し費用をクレジットカードで支払うことはできますか?

A.可能です。

初期費用や引っ越し費用はいずれもクレジットカード払いが可能です。また、カード会社によっては、費用の分割払いやリボ払いも可能であるため、返済負担が軽減されるでしょう。

ただし、クレジットカード払いの場合は事務手数料やサービス手数料などとして、数%程度の費用が加算される場合があります。また、不動産会社や引っ越し業者によっては、対応していない場合があるので、事前に確認をしておいてください。

Q.万が一、ローン審査に通らなかった場合の引っ越しはどうなりますか?

A.契約が取り消されてしまう可能性があります。

ローン審査に通らず、引っ越し費用の用意ができなかった場合は、一度契約した賃貸借契約を取り消されてしまう可能性があります。取り消されてしまった場合は、引っ越しができなくなります。

まとめ

引っ越し費用を用意するならSMBCモビットのカードローンをご検討ください

引っ越し費用の相場は、家賃の5〜6か月分程度であり、とても高額になる可能性があります。万が一、費用を用意できなかった場合は、賃貸借契約が取り消されたり、引っ越しが完了しなかったりする可能性があります。

そのようなことが起こらないように、引っ越し費用の用意が難しい場合はあらかじめローンの申込をしておくといいでしょう。

消費者金融のカードローンであれば、最短即日融資が可能であり、引っ越し費用を賄える借入ができる可能性があります。また、スマートフォンなどからいつでもどこでも申込が可能であるため、引っ越しの準備で忙しい人にも向いています。

これからカードローンの申込を検討している人は、ぜひ、SMBCモビットのカードローンにご相談ください。